結局受け入れるのね…
■この合意の裏には何があったのだろう…
普天間移設修正が決着 滑走路2本で住宅回避
額賀福志郎防衛庁長官と沖縄県名護市の島袋吉和市長は7日午後、防衛庁で会談し、米軍普天間飛行場(宜野湾市)のキャンプ・シュワブ(名護市)沿岸部移設案を修正し、住宅上空飛行を避けるため、滑走路をV字形に2本建設し、風向きによって離陸用と着陸用を使い分けることで合意した。
米軍再編の焦点だった普天間移設問題で地元・名護市の基本合意が得られたことで、政府は13日からの日米審議官級協議を経て、残る在沖縄米海兵隊のグアム移転経費問題などを早期に解決し、月内に在日米軍協議の最終合意を図りたい考えだ。
政府はこれまで「沿岸案」を基本に(1)周辺住民の安全(2)環境保全(3)実現可能性-の確保が必要との考え方を堅持。滑走路の向きを反時計回りに10度ずらすなどの微修正案を提示していた。
これに対し、名護市側は辺野古、豊原、安部の集落上空を米軍機の飛行ルートから外すことを強く求め、滑走路を大幅に海側に移動するよう要求していた。(共同通信)
( ´_ゝ`)フーン
じろー的には「なんだかなぁ…」といった感じです。
でも、今回の決定は、じろーとしてはある程度予感できていました。
以前名護市長選挙のときに、この島袋市長は
「移設先の周辺住民への影響が解消されるよう修正されれば検討する」
って言ってたし、移設論争はせずに「国とのパイプ」ばかり強調し、国から来る経済振興策の継続、発展を中心に選挙中訴えていたですよね。
政府当局も、先日の岩国市の住民投票に現れている米軍基地に対する反対運動の高まりが念頭にあり、国が強制的に決定できなくも無いが、住民からの強力な反発があるので、相当の譲歩が必要と踏んだのでしょう。
んだから、今回の決定はある程度予感できていましたです。
ε- (゚¬゚) ニャムー
名護市民は、結局米軍飛行場がやってくることに落胆しているでしょう。
移設について「修正されれば検討する」と言って、市長選挙に勝った人の決断だとしても…
(´-`) ンー
ところで、仮に集落上空を飛行ルートからはずしたからといっても、全然安全じゃありません。
飛行中に事故が起きたら、そのまま集落の方に墜落していくかもしれませんし…
それに、飛行場の建設や、飛行機の騒音によって周辺の自然環境には必ず影響を及ぼすことになります。
なお、稲嶺沖縄知事は基地の沖合移設には反対の立場をとっていて、今回の場合は沖合への基地設置になり、これは県の管轄になるので、沖縄県がYesと言わないと移設はできない形にはなります。
しかし国は、県が反対しても政府が合意すれば移設できるというように法制を変えることを考えているらしく、おそらく強制的に受け入れ体制にするのでしょうけど…
(・ε・)プップクプー
結局、米国政府・日本国政府の要求を呑む形になってしまっていますが、じろー的にはこのときの会談で、どのような駆け引きがあったのか知りたいです。
地域振興をうったえていた市長ですから、かなりのアメをもらう約束が裏で交わされたのでしょう…
もしくは、何らかの強力な圧力か…
はたまた脅しか…
まぁ、どちらにしろ基地の無い平和な日本には近づかない、逆に環境破壊を進めてしまう今回の島袋市長の決断、
じろーとしては残念です。
(´・ω・`)ショボーン
普天間移設修正が決着 滑走路2本で住宅回避
額賀福志郎防衛庁長官と沖縄県名護市の島袋吉和市長は7日午後、防衛庁で会談し、米軍普天間飛行場(宜野湾市)のキャンプ・シュワブ(名護市)沿岸部移設案を修正し、住宅上空飛行を避けるため、滑走路をV字形に2本建設し、風向きによって離陸用と着陸用を使い分けることで合意した。
米軍再編の焦点だった普天間移設問題で地元・名護市の基本合意が得られたことで、政府は13日からの日米審議官級協議を経て、残る在沖縄米海兵隊のグアム移転経費問題などを早期に解決し、月内に在日米軍協議の最終合意を図りたい考えだ。
政府はこれまで「沿岸案」を基本に(1)周辺住民の安全(2)環境保全(3)実現可能性-の確保が必要との考え方を堅持。滑走路の向きを反時計回りに10度ずらすなどの微修正案を提示していた。
これに対し、名護市側は辺野古、豊原、安部の集落上空を米軍機の飛行ルートから外すことを強く求め、滑走路を大幅に海側に移動するよう要求していた。(共同通信)
( ´_ゝ`)フーン
じろー的には「なんだかなぁ…」といった感じです。
でも、今回の決定は、じろーとしてはある程度予感できていました。
以前名護市長選挙のときに、この島袋市長は
「移設先の周辺住民への影響が解消されるよう修正されれば検討する」
って言ってたし、移設論争はせずに「国とのパイプ」ばかり強調し、国から来る経済振興策の継続、発展を中心に選挙中訴えていたですよね。
政府当局も、先日の岩国市の住民投票に現れている米軍基地に対する反対運動の高まりが念頭にあり、国が強制的に決定できなくも無いが、住民からの強力な反発があるので、相当の譲歩が必要と踏んだのでしょう。
んだから、今回の決定はある程度予感できていましたです。
ε- (゚¬゚) ニャムー
名護市民は、結局米軍飛行場がやってくることに落胆しているでしょう。
移設について「修正されれば検討する」と言って、市長選挙に勝った人の決断だとしても…
(´-`) ンー
ところで、仮に集落上空を飛行ルートからはずしたからといっても、全然安全じゃありません。
飛行中に事故が起きたら、そのまま集落の方に墜落していくかもしれませんし…
それに、飛行場の建設や、飛行機の騒音によって周辺の自然環境には必ず影響を及ぼすことになります。
なお、稲嶺沖縄知事は基地の沖合移設には反対の立場をとっていて、今回の場合は沖合への基地設置になり、これは県の管轄になるので、沖縄県がYesと言わないと移設はできない形にはなります。
しかし国は、県が反対しても政府が合意すれば移設できるというように法制を変えることを考えているらしく、おそらく強制的に受け入れ体制にするのでしょうけど…
(・ε・)プップクプー
結局、米国政府・日本国政府の要求を呑む形になってしまっていますが、じろー的にはこのときの会談で、どのような駆け引きがあったのか知りたいです。
地域振興をうったえていた市長ですから、かなりのアメをもらう約束が裏で交わされたのでしょう…
もしくは、何らかの強力な圧力か…
はたまた脅しか…
まぁ、どちらにしろ基地の無い平和な日本には近づかない、逆に環境破壊を進めてしまう今回の島袋市長の決断、
じろーとしては残念です。
(´・ω・`)ショボーン
by jiro_san
| 2006-04-07 22:38
| 反核・平和について